ミニシアター「君の根は。大地再生にいどむ人々」

【映画について】

「君の根は。大地再生にいどむ人々」は、「土が蘇る、人類の希望が蘇る。リジェネラティブ・ムービー」です。

農業や牧畜業のみならず、地方に住む皆さまにご覧頂きたいドキュメンタリーです。

私たちの食べるものは自然環境の営みにより支えられていますが、残念ながら、現代は自然を工場化する事で維持されています。

生産者は消費者の口に合うものを作るため、作業や栽培効率、収穫量、安定供給を優先するために大地を改造し続けています。経済的に正当なロジックは人類が生命を維持していくための基本的な条件から目をそらしがちです。

そのツケが温暖化や気候変動となり私たちの生き方に変化を強いています。

私たちは気づいているはずなのに、今の生活や消費を優先していませんか？

このドキュメンタリー映画は、アメリカ、メキシコ、アフリカで「リジェネラティブ（大地再生）」農業・牧畜・漁業に取り組む人々へのインタビュー、環境NPO「ネイチャー・コンサーバンシー」や生態学者アラン・セイボリー博士、土壌研究者ニコール・マスターズの解説で構成。気候危機と工業型農業の相関性を指摘し、炭素固定のメカニズムとリジェネラティブという世界観をわかりやすく紹介してくれます。

パメラ・タナー・ボル監督のコメント：

「気候危機という恐ろしい問題に、もし解決策があるとしたらどうでしょう？　今すぐ身近にあり、誰にでも使える解決策、すでに実証済みで、悪い副作用や不測の事態を招かない解決策が・・・。その解決策は、私たちの足のすぐ下、土の中にあったのです」。

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